習得難易度
技名:倒立、閉脚倒立、開脚倒立、脚前挙、伸肘倒立、鹿倒立、十字倒立、マンナ
こんにちは!やすです!
今回は、さまざまな倒立の形とやり方について解説致します。
パワー系や競技特有のものなど様々あるのでいくつできるか試してみてください!
倒立はアクロバット技を行う上で基礎基本となる技のひとつで、バク転や転回などを練習する際には必ず練習が必要になります。
以前の記事では倒立をピタッと止める方法について解説致しました。
壁なしで練習する方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
倒立姿勢は体操競技や新体操競技、ダンスやチアなど多くの競技で行われています。
転回系の技を行う場合は倒立の練習を必ず行って、逆さまになる感覚を養います。
競技によってその形は様々で、公式試合で行われる際の難易度もその姿勢によって変わります。
一般的な倒立姿勢
閉脚倒立
一番一般的に行われることの多い倒立姿勢です。
この姿勢を壁を使わずにキープする事ができれば、多くの技の感覚練習に役立てる事ができます。
開脚倒立
閉脚倒立の姿勢から足を横か縦に大きく開いて行う倒立姿勢です。
足が開いている分閉脚倒立に比べて、ややバランスを取りにくい倒立姿勢です。
ここまでの倒立姿勢は様々なアクロバット技の基本として行われており、
難易度の高い技を習得するためには最低限できておきたい倒立姿勢です。
難易度が高い倒立姿勢
開脚伸肘(しんぴ)倒立
倒立姿勢を作る際に地面やマットを蹴らずに行う倒立です。
足は開脚のように横から大きく回しながら上に上げていきます。
伸肘(しんぴ)倒立という技名の由来は肘をずっと伸ばしたまま行うためです。
閉脚伸肘(しんぴ)倒立
開脚伸肘倒立を閉脚姿勢でおこなう倒立姿勢です。
閉脚で行う場合は、肘や膝を曲げずに行うことが理想です。
腕に全体重をかけてパワーで足を上げます。
片手倒立(片手フリーズ)
倒立姿勢を片手のみの支持で行う方法です。
片手で倒立するのは手首や腕に大きな負担を伴うため、長時間のフリーズは非常に難しいです。
競技で行う場合は約2〜5秒程度の静止で行われることが多いです。
この章の倒立姿勢に関しては難易度が高く、体操選手やブレイクダンサーなどが
試合に取り入れるために行うことの多い倒立姿勢がほとんどです。
挑戦する際は無理のない範囲で行ってみましょう。
競技特有の倒立姿勢
鹿倒立
鹿倒立は男子新体操競技特有の倒立姿勢です。
男子新体操は、日本発祥のスポーツで、鹿倒立も男子新体操競技から生まれた特殊な倒立姿勢です。
そのため、他の競技で行われることはほぼ無く、鹿倒立と呼ばれているのも男子新体操競技の中での事が多いです。
鹿倒立と呼ばれるようになった由来は片足を曲げて片足を伸ばした形が鹿のように見えるからです。
脚前挙〜開脚伸肘倒立
こちらは主に体操競技の中で行われる倒立姿勢です。
脚前挙の姿勢から足を腕と腕の間を通して上まであげて姿勢をキープします。
脚前挙のほかマンナから行われることも多いです。
主に床、平行棒などで行われます。
十字倒立
両手を大きく開いて倒立姿勢を行う方法です。
こちらも主に体操競技の床や吊り輪で行われます。
オリンピックなどでも多くの選手が演技の中に取り入れています。
マンナ
脚前挙の姿勢をさらに上にあげて姿勢を維持する方法です。
こちらも主に体操競技の床で行われます。
オリンピックなどでも多くの選手が演技の中に取り入れています。
本章の倒立姿勢は競技の中で難易度を取る目的で行われています。
パワーやバランス感覚が非常に重要な倒立姿勢です。
まとめ
今回は、様々な倒立姿勢のやり方について解説致しました。オリンピックレベルのものまで紹介しているのでなかなか習得は難しいかもしれません。全てを出来るようになる必要はないので興味があればいろいろな姿勢に挑戦してみましょう!
また、フォーリアでは倒立のような基本技からしっかり練習する体操クラス、高度な技を練習するアクロバットクラス、バク転・バク宙集中クラスを開講しております。
レッスンの詳細はレッスン一覧よりご確認お願い致します。
皆様のご参加をぜひお待ちしております!