習得難易度
キーワード:ヘッドスプリング、ハンドスプリング、ネックスプリング、跳ね起き、頭跳ね起き、首跳ね起き、転回、前方転回、前方倒立転回
こんにちは!やすです!
今回は、『ヘッドスプリング』と『ネックスプリング』のそれぞれの特徴と合わせて解説いたします!
初心者の方でもわかりやすく解説いたします!
『ヘッドスプリング』と『ネックスプリング』はどちらも前方系の技に分類される体操競技における基礎基本となる技です。
学校体育でも行われることがある技で、マット運動の中で行われる他跳び箱の上で回転技として行われたりもします。
これらをまとめて『跳ね起き』とまとめることもできます。
跳ね起きとは、頭や手を使って身体を跳ね返らせて起き上がる技の総称です。
今回は、それぞれの特徴と違いについて解説いたします。
以下に、『跳ね起き』に関連する記事を公開していますので合わせてチェックしてみてください!
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アクロバット技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。
ヘッドスプリングは頭をついて回る技!(頭跳ね起きの特徴)
『ヘッドスプリング』は別名『頭跳ね起き』と呼ばれます。
頭と両手を使ってマットを押し返し、身体を起き上がらせる技です。
頭をマットにつけてから起き上がる技ですが、形式的には両腕で押し返しています。
頭でマットを押し返すことはできないため、マットに着く際は軽くつく程度で大丈夫です、
あまり、強く着いてしまうと首を痛める原因にもなってしまいますので注意してください。
ヘッドスプリングを行う際は、頭のテッペンを着くのではなく、おでこの辺りをつくようにして回転をかけると安定しやすくなります。
おでこを着く際は、両手とおでこで三角形を作るようにして、マットに着くようにしてください。
マットを蹴り返す際は、両足、片足の決まりは特にありませんが、初心者の方は両足蹴りから練習することをお勧めいたします。
ヘッドスプリングの定義
・頭(おでこ)をマットに着いて回る。
・頭(おでこ)と両手の3点を使って回る。
・両足蹴り、片足蹴りそれぞれのやり方がある。
・両足着地、片足着地のそれぞれのやり方がある。
ネックスプリングは首をついて回る技!(首跳ね起きの特徴)
『ネックスプリング』は別名『首跳ね起き』と呼ばれる前方系の技の一種です。
ヘッドスプリングは、頭をついて行っていたのに対してネックスプリングは首をついて回ります。
首のつき方は、後転のように後ろにゴロンと転がった際に後頭部と一緒につくような感じです。
この際、足をあまり頭より上に行きすぎないように注意してください。
着地は、両足、片足それぞれのお好みのやり方でやってみましょう。
ネックスプリングの定義
・首と後頭部がついてから回る。
・両腕でマットを強く押し返して身体を起こす。
・両足着地、片足着地のそれぞれのやり方がある。
ハンドスプリングは両手を使って回る技!(前方転回の特徴)
『ハンドスプリング』は別名『転回』『前方転回』『前方倒立回転とび』と言われる前方系の技です。
ヘッドスプリングやネックスプリングと違い、両手のみを使って前方へ一回転します。
途中でおでこをつかない分、ヘッドスプリングやネックスプリングより、とてもシンプルな技です。
ハンドスプリングは、前方へ勢いをつけながら倒立ブリッジをするようにして回転し、両足もしくは片足で着地をする技です。
ハンドスプリングの詳しいやり方やコツについては別記事で解説していますので、以下をチェックしてみてください!
まとめ
今回は、『ヘッドスプリング』と『ネックスプリング』それぞれの特徴について解説いたしました。
ヘッドスプリングの定義
・頭(おでこ)をマットに着いて回る。
・頭(おでこ)と両手の3点を使って回る。
・両足蹴り、片足蹴りそれぞれのやり方がある。
・両足着地、片足着地のそれぞれのやり方がある。
ネックスプリングの定義
・首と後頭部がついてから回る。
・両腕でマットを強く押し返して身体を起こす。
・両足着地、片足着地のそれぞれのやり方がある。
上記の定義を満たしていれば、それぞれの技の特徴を捉えた実施ができるようになります。
繰り返し練習して、両方の技をマスターしちゃいましょう!
アクロバット技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。
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