ロンバクは、『ロンダート＋バク転』の略称です。ロンバクのほかにもロンダーバックという場合もあります。

ロンバクは、２つの技の合体技なのでロンダートとバク転それぞれの技の習得が必要になってきます。

それぞれ別記事でコツややり方について解説していますので、合わせてチェックしておきましょう。

ロンダートもバク転もそれぞれの難易度はそこまで高く無いですが、スムーズにブレなく出来ないと技の途中で歪んでしまったり、間違った感覚で習得してしまうことにもつながります。

しっかり、それぞれの技の特徴を捉えてロンバクの練習に活かせるようにしておきましょう。

ロンバクを練習する上で注意しなければいけないポイントとして、『軸ブレ』『あふり』の２点が特に重要な点として考えられます。

それぞれ、ロンバクをスムーズに行うために切っては切れない関係にあります。

具体的に、軸ブレは『ロンダート』『バク転』それぞれで起こりうります。

ロンダートで軸がぶれてしまうとバク転まで間違った方向に曲がってしまい、その後バク転へ繋げる際に蹴り位置が定まらず連続で繋げるのが困難になってしまいます。

また、バク転でも同様に跳躍方向が斜めになっていたり、体がねじれた状態で飛んでしまうとここでも正しい着地地点からずれた状態で着地してしまうので、流れがここで終わってしまいます。

この『軸ブレ』を起こしていると『あふり』が出来なくなってしまいます。

あふりは、体をバネのように動かして手と足を入れ替えたり体を起こしてくる動きのことを言います。

ロンダートとバク転をスムーズに繋げて行うために、『あふり』は必要不可欠なテクニックです。

ロンバクは、大きな技へ繋げるための助走の様な技でもあるので、『軸ぶれ』『あふり』には注意して練習する様にしましょう。

ロンバクをある程度できる様になってきたら、スピードに乗せて勢いのあるロンバクをできるようにしていくことができる様になります。

勢いをつけてロンバクをできる様にすることで、より高度な技へ繋げたり、さらにレベルの高い技をできる様になります。

具体的に勢いをつける方法として、『多めに走る』『あふりをする』という方法があります。

多めに走ることで、確実にいつもより勢いをつけてロンバクをすることが出来ます。

このやり方は、全ての技に共通して行うことができてとても手っ取り早い方法になります。

あふりをするという方法は、ロンダート、バク転両方に使うことができてそれぞれであふりをしながら行うことでより速く技をすることが出来ます。

『多めに走る』『あふりをする』これらを掛け合わせることで、よりハイレベルで速いロンバクをすることができる様になります。

ロンバクを練習する際は余裕が出てきたら、『多めに走る』『あふりをする』ということも意識して練習していきましょう。