こんにちは!こうせいです!
今回は、意外と知らない体操競技で多い怪我の種類に関してご紹介します。
サッカーや野球などでも多い怪我の種類があるように体操競技でも頻発する怪我があります。
意外と知られていない可能性がある体操競技での怪我をご紹介するのでその対策予防まで知っておくことをお勧めします。
体操競技で多い怪我とは?
体操競技で多い怪我は足関節捻挫が頻繁に起こります。
足関節捻挫とは、足部のクッション材となっている靭帯や細かい骨の捻挫です。
バランスを崩したときや技をミスしてしまい着地が不安定になった時に一番起こりやすいです。
怪我の多い部位は?
足関節
足関節での怪我は、捻挫が最も起きやすいです。
特に『ゆか』での怪我が多く、足のみでの着地が多く高所からの着地でバランスを崩してしまい捻挫を起こします。
どれだけ注意しても起きる可能性が高いです。
膝
こちらも足関節同様に『ゆか』などの着地のミスが原因で怪我を引き起こしてしまいます。
体操競技では、体を捻らせる技が多いため着地でも捻りが影響でバランスを崩しやすい状態です。
そこで荷重を分散させるために膝の半月板のクッションで衝撃を逃がします。
その時に生じる衝撃に耐えられなかった時に半月板を損傷してしまいます。
腰
高所からの着地の衝撃での怪我が最も多いです。
着地の際に強い衝撃が加わることで、髄核が椎間板から飛び出し神経を圧迫することで症状が出ます。
怪我をしないためには?
一番は体幹を鍛えて、体全体のバランス能力を整えることが重要です。
体幹を整えることで着地の衝撃を逃すことができたり、バランスを崩しにくくなるためです。
偏った筋力バランスだと左右のどちらかに重心が偏り怪我を引き起こしやすくなります。
具体的な怪我防止トレーニングとは?
▶︎フロントブリッジ(ニートゥーエルボー)
【フロントブリッジ(ニートゥーエルボー)のやり方】
- 腕立て伏せの姿勢から一直線になるように対角ある手足を伸ばします。
- カラダが左右に傾いたり回転しないようにバランスをとりながら姿勢を保ちましょう。
- お腹の下で肘と膝がつくように曲げていき、ついたら伸ばします。この動作を繰り返し行います。
ポイント
バランスを崩しやすく腹直筋・腹横筋の他にもバランスを保つために様々な筋肉を使います。バランスを崩しやすいのでスペースに注意して行いましょう。
▶︎ヒップリフトブリッジ
【ヒップリフトブリッジのやり方】
ヒップリフトブリッジは、腹筋や背筋、太ももなどが全体的に鍛えられる体幹トレーニングです。
- 床にうつ伏せの状態となり、肩幅の広さで肘をつく
- つま先と前腕で床を押し、股関節をたたむようにしてお尻を上げる
ポイント
頭から背筋を直線の状態に保つ
膝を曲げず脚をまっすぐに保つ
腹筋を意識する
▶︎デプスジャンプ
【デプスジャンプのやり方】
- 脛くらいの高さの台を用意するか、なければ段差を利用しましょう。
- 段の上に立ち、片足を前に出して、重力に任せて飛び降ります。
- 着地した瞬間に、膝と足首を使って、素早く跳び上がります。跳び上がった瞬間、膝と足首を伸ばし、体全体が真っ直ぐになるようにできるだけ高く跳びます。
ポイント
着地までを1回として、10〜15回を1セットとして2〜5セット行います。デプスジャンプはフルパワーで筋力を発揮するというよりは、瞬間的な動きを繰り返すので、セット数は多めに設定して問題ありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、体操競技での怪我が多い部位や種類とその対策に関してご紹介しました。
ストレッチも重要ですが、トレーニングも同じく重要です。
自宅で簡単にできるトレーニングなので気楽に実践しましょう!
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