習得難易度
技名:側転、側宙、エアリアル
こんにちは!やすです!
今回は、側宙(エアリアル)の方法について解説していきます!
側宙を知らないという方のためにも出来るだけ細かく解説していきます。
側宙(エアリアル)とは?
側宙(エアリアル)は体操競技やチア、パルクールなどで行われる側方宙返り技です。
宙返り系の技の中では比較的やりやすい技で、側転がスムーズに回れるのであれば練習可能です。
難易度もそこまで高くないので、練習次第ではすぐに習得可能な技です!
宙返り技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。
技をいきなり行うと怪我をする危険性が高まります。
練習する前は必ずウォーミングアップを行ってからにしましょう。
側宙に必要な要素
側宙は、最初のジャンプの部分に重要な要素が多く含まれています。
『足の振り上げ』『引き上げ』『軸ブレ』
これらがうまくいかないことで回転に勢いが出ず、なかなかうまくいきません。
上記の3つの要素を一つ一つチェックしていきましょう。
足の振り上げ
側宙で回転に勢いをつけられるのは最初の足の振り上げだけです。
ここで振り上げが弱いと回転力が足らず1回転する前に回転が止まってしまいます。
足の振り上げは出来るだけ強くするように意識して行いましょう。
引き上げ
側宙は宙返り技なので、引き上げをします。
足の振り上げを行う際に、下から上に向けて腕を振ります。
片足でジャンプするようなイメージで、足の振り上げと合わせて飛ぶようにします。
軸をとる
側宙は軸をとることがとても重要です。
足の振り上げをまっすぐに行えていないと、そこから軸がぶれ始めてまっすぐに戻らなくなってしまいます。
一度完全に逆さまにならなくてはいけない技なので、足の振り上げをまっすぐに行い、思い切りジャンプすることが必要です。
側宙は最初のジャンプする部分に大事な要素が沢山あります。
どれかが中途半端になってしまうとうまく回らないので、
うまくいかない時は上記の3つを見直すようにしてみましょう。
様々な側転で感覚練習!
側宙は空中で側転をするような技です。
そのため、様々な側転の感覚を持っていることで、安定して技を行う事が出来るようになっていきます。
ここでは、側転に関係する側転を一部ご紹介致します。
側転
通常の側転です。方向や向きは個人により異なるので、得意な方法で行っていただいて構いません。
なるべくまっすぐ軸ブレのないように行いましょう。
逆側転
通常の側転を反対回りで行います。
側転を行う前の足や手をつく方向を全て反対にします。
どちらかが反対になっていないと側転の回転にはならないので、実際に行う前にチェックしてから行いましょう。
最初は特に軸が取りにくいので注意して行いましょう。
初めは勢いをつけると着地が難しい場合があるので、手を地面についた状態から行ったほうが安全に行うことができます。
片手側転
通常の側転を片手で行う方法です。地面に着く手はどちらでも構いませんが、初めて行う場合は手前側の手をついて行ってみましょう。
もし回転がかからず失敗しそうになったら、奥側の手を補助的についても構いません。
勢いをつけて行った方がスムーズに回るので思い切り良く行ってみましょう!
片手で行うので、肘や手首に大きな負担がかかるので無理のない範囲で行うようにしてください。
3つの側転についてご紹介致しました。
側宙を行う際の軸ブレを補正したり感覚を養うためにとても大事な要素なので出来るようにしておきましょう。
側宙を回る!
③までで解説した内容が問題なくできていれば、次は側宙です。
ステップに分けて解説いたします。
勢いをつけていこう!
3〜5歩の助走をつけて側転を行いましょう。
助走をつけて勢いがついても『足の振り上げ』『軸ブレ』がなくならないように注意して行いましょう。
ジャンプに『引き上げ』を!
ステップ1の側転が安定してできるようになったら、側転に『引き上げ』をつけていきます。
最初は引き上げた後に両手を地面について支えても構いません。
なるべく高くジャンプして、手が地面につくタイミングを遅くしていきます。
『引き上げ』+『回転力』で側宙を回し切ろう!
ジャンプを高くできるようになってきたら、つく手を片手のみにしていきます。
片手のみでも安定してできるようになってきたら、少しずつ足を手よりも先に着くように意識して行います。
足を手よりも先につけるようになったら側宙の完成です。
ある程度高さを出さないと足がつく前にどうしても手をついてしまうので、思い切りジャンプすることが重要です。
まとめ
今回は、側宙(エアリアル)について解説いたしました。
技自体の難易度はそこまで高くないですが、回転をつける部分で勢いがなくなってしまうとうまくいきません。
うめくいかない時は今回の記事を参考に一つ一つ見直していくようにしてみてください!
宙返り技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。
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