こんにちは!こうせいです!!
今回は、バク転やバク宙などを行なうために必要な跳躍力を高めるトレーニングになります!
練習中の方やこれから練習される方、すでにできているが技の質を高めたい方にはオススメです!
まずは、跳躍力とはどのようなものなのかを理解していきましょう!!
跳躍力とは??
はねあがること・とびあがること、ジャンプ。の意味です。
垂直跳びに限ると、一般的には垂直方向にどのくらい高く跳ぶことができるかを示す力であると解釈されているかと思います。また「どのくらい高く跳ぶ」ということは、自分の体を垂直方向にどれだけ押し上げられるかと言い換えることができます。つまり、ジャンプ力とは地面を足で押した(蹴った)ときの反発力(地面反力)で自分の重心を垂直方向に動かす力であるということができます。
簡単にお話しすると、ジャンプ力に大きな影響をもたらす筋肉は、下半身の筋肉である大腿四頭筋・下腿三頭筋・大殿筋です。これらの筋肉を鍛えることによってジャンプ力をアップさせることができます!
跳躍力の鍛え方は?
ジャンプ力を高めるためには、下半身の筋肉が重要になってくることをお分かりいただけたと思います。しかし、下半身の筋肉を鍛えるためにはどのようなトレーニングをしたらいいかわからない人もいると思います。まずは、瞬発力を高めることに専念してトレーニングを行いましょう!
ジャンプ力を上げるために、瞬発力を強化するには、プライオメトリックストレーニングが効果的になります。このトレーニングは、連続的な跳躍や段差のある箱などを用いることによって、瞬間的に大きな力を発揮できるようになります。
ウエイトトレーニングを取り入れて、筋肉量を増やしても、一瞬の間に発揮できる筋力を向上させなくてはジャンプ力を高めることはできません。このプライオメトリックストレーニングを行えば、神経系を鍛え、瞬時に使用される筋力を高めることができます。
プライオメトリックストレーニングとは??
筋力・パワーの向上を意図したトレーニングの一つで、筋を短縮性収縮の直前に急激に伸展させることにより、その後に大きな力の短縮性収縮を引き起こさせるような運動を行なって筋力・パワーの向上を目的とする。プライオメトリックトレーニングの効果は機能面 (爆発的筋力向上) のみならず構造面 (筋肥大) においても見られる。しかし筋損傷が生じる可能性もあり、トレーニング実施に当たっては頻度や負荷量、休息等には十分な配慮が必要になります。
ジャンプ力を高めるプライオメトリックストレーニングとは??
デプスジャンプ
【デプスジャンプの方法】
(1)脛くらいの高さの台を用意するか、なければ段差を利用しましょう。
(2)段の上に立ち、片足を前に出して、重力に任せて飛び降ります。
(3)着地した瞬間に、膝と足首を使って、素早く跳び上がります。跳び上がった瞬間、膝と足首を伸ばし、体全体が真っ直ぐになるようにできるだけ高く跳びます。
着地までを1回として、10〜15回を1セットとして2〜5セット行います。デプスジャンプはフルパワーで筋力を発揮するというよりは、瞬間的な動きを繰り返すので、セット数は多めに設定して問題ありません。筋トレの最後に追い込みとして行いましょう。
ボックスジャンプ
【瞬発力を鍛えるボックスジャンプの方法】
(1)膝以上の高さのボックスを用意し、足を揃えて肩幅に開き、箱の前に立ちます。ジャンプするとき手や足がぶつからないくらい距離をとってください。
(2)足で生み出した力をしっかり全身に伝えるようにジャンプして箱に飛び乗ります。ギリギリ飛び乗るのではなく、余裕をもって飛び乗ることができるくらい高くジャンプしてください。
1セットあたりの回数をフォームを崩さずにできる最大の回数に設定します。休憩を挟みつつ全力で行えるセット数行います。ボックスジャンプの場合、10〜15回を1セットとして、2〜7セット行いましょう。
スクワット
スクワットは、直接瞬発力を鍛える筋トレというよりは、足の筋力自体を底上げする筋トレです。スクワットは、筋トレの中でも足の筋力を鍛える代表的な鍛え方です。瞬発力とは、瞬間的に最大出力を発揮する力のことです。スクワットをいくら頑張っても、瞬発力そのものは上がりませんが、スクワットと瞬発力そのものを鍛えるプライオメトリクスを組み合わせることで、絶大な効果があります。
スクワットに関しては、以前詳しくご紹介しているのでそちらをご参考ください!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ジャンプ力に関するトレーニングに関してのご紹介でした!
プライオメトリックストレーニングという言葉も初めて聞いた方も多かったと思います。
是非、自分にあったトレーニング方法で基礎筋力を高め目標を達成させましょう!!
頻度・負荷量・休息にも十分気をつけてくださいね!!