こんにちは!こうせいです!
今回は、ハンドスプリングを習得する上で必要な柔軟性に関してです。
技を習得する上で身体の柔軟性は必要不可欠ですが、今回はハンドスプリングを行う際に必要な筋肉のほぐし方・柔軟性の高め方をご紹介します!
ハンドスプリングとは一体どんな技なのか?
ハンドスプリングは、前方倒立回転跳び、転回などと呼ばれ、体操競技やチアリーディングなどで利用されることの多い技です。
完成形としてはバク転の反対回りをするようなイメージになります。
習得難易度はそこまで高くはないですが、回転を伴う技なので充分な注意を払って怪我のないよう行いましょう。
アクロバット技は知識や経験がない状態で行うのは非常に危険です。
実施する場合は一人では行わず、必ず第3者(保護者)がいる状態で行うようにしてください。
また、本記事を読んで行うことは全て自己責任でお願いいたします。
習得するために必要なこととは?
回転をかける背筋力
ハンドスプリングを行う上で回転力は必須です。
回転力が足りないと背中から落ちてしまいます。
そこで背筋を鍛えて十分な回転力をつけることでスムーズに回転することができるようになります。
地面を押し返す腕力
地面と体との空間を作ることで、余裕を持ってハンドスプリングができるようになります。
回転力も大事なことですが、地面をしっかり押し返し、体と地面との空間を作ってあげることも重要です。
体を大きく反らせる柔軟性
ハンドスプリングはブリッジの応用的な技になります。
ですので、腰に最低限の柔軟性がないと余裕がなくなってしまいます。
腰の柔軟性を高めることで見栄えもキレイに大きなハンドスプリングができるようになります。
今回は、柔軟性を高めるためのストレッチ・柔軟体操をご紹介していきます。
柔軟性を高める部位とは??
体を反らせるためにも必要な身体の後ろ側の筋肉をほぐすことが必要不可欠になってきます。
背筋や腰の柔軟性が必要ですが、意外にも前側の筋肉が硬いとうまく反れない場合があります。
今回は腰のサポーターでもある腸腰筋に注目してストレッチメニューをご紹介していきます。
腰回りの筋肉’’腸腰筋’’とは??
腸腰筋とは名前の通り、腸や腰周りの筋肉で別名は深腹筋とも呼ばれいているインナーマッスルの一部です。
ざっくり説明すると大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉から構成されています。
また、腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ筋肉でもあり腰を支えるコルセットのようなイメージです。
腸腰筋の主な役割とは??
腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。主な役割は関節の安定、姿勢の維持に大きく関わっています。
具体的な腸腰筋の使用場面は一般的な歩行シーンで足や膝を持ち上げる動作です。また、立ち姿勢を綺麗に保つ役割もあります。
スポーツの場面でも、体幹やボディバランスを保つために重要な働きがある腸腰筋は、アスリートにとって欠かせない筋肉となっています。
具体的な腸腰筋のストレッチ方法!
▶︎膝立ストレッチ
【膝立ストレッチのやり方】
- 立膝の姿勢を作り右足を前に出します
- 左膝の直線上に右足を出しましょう
- 左右の膝の角度は90°を意識しましょう
- 呼吸はゆっくり細く吐きながら上体を反らして天井を見上げる姿勢を作ります
- この状態で細く長い呼吸を10秒ほど続けましょう
- 反対側も同様に行いましょう
ポイント
腸腰筋の位置を自分で感じながらストレッチを行いましょう。間違った部位が伸びていると気づいたら正しい部位に戻しましょう。
▶︎コブラのポーズ
【コブラのポーズのやり方】
- うつ伏せになり、リラックスして両足は肩幅ほど開きます
- 両手は肩の真下に着手して、床を押し上げて上体を起こします
- できるだけ肘は伸ばしたまま頭の先から爪先まで伸びていることを感じます
- 深い呼吸で20秒から30秒ほどキープしましょう
- ここまでの動きをリラックスした状態で3回ほど繰り返し行いましょう
ポイント
目線は天井を見上げる形で行いましょう。目線が下がってしまうと上手く腸腰筋を伸ばすことができません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ハンドスプリングを習得するための柔軟性に注目したストレッチ・柔軟をご紹介しました。
ハンドスプリングのみならず、すべてのアクロバットの技で柔軟性は必要不可欠なので地道にコツコツ柔軟性を高めていきましょう!
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